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行き止まりは、どこにもなかった

行き止まりは、どこにもなかった

新!コテ派な日々~第十話~

ロドク「さて、あれから散々海をうろついた訳だが。」やる事やったしな。

死忘「そこは海で遊んだとか言おうよ」ロドク「言うて実際泳いでねーもん俺。」

かてないさかな「とは言え、生物が少ないですからね。結局すぐ飽きて他はほぼ皆泳ぎに行きましたけどね」

糊塗霧「想像の限界でな」

ロドク「まぁ材料が材料だからな。仕方ないわ。って事で飽きた訳だ。もう片付けたいな。」

糊塗霧「火の属性持ちのコテが嫌がる事だしな。」ロドク「あぁ。」

ロドク「そうだ。早急に片付けて終わりたい。終わりたいんだが…」


ユキ「へーるーぷーみー!!」


ロドク「あれそのままに片付けて平気だろうか。」予想付かねぇ。

閃光騨「よそうがいだよ!」激撃激「まさかだよな」

ロドク「本当まさかだよ…。泳いでる最中にユキが沖に流されて、離れ小島に取り残されるとかな…」

かてないさかな「放置でいいのでは?大体なんでも出来る能力なんでしょう?」

ロドク「とは言え、俺自身で完全に能力把握してねーしなぁ…。海消す時、巻き添えにならんかまではちょっと分からん」

シュタイナー「泳いで救助に向かおうにも大体皆疲労している…。最悪同じ道を辿りかねない。」

死忘「だからこそ手が出せないんだよね…。どうしよ…」

ロドク「“疲れ”を棄てる事も出来るけども?それで誰か行くってのはどうよ。」

ミルラ「…なんかそういう使い方するの怖くてイヤ。」糊塗霧「まぁ…“疲れを感じなくなる薬”みたいに思えるしな。」

死忘「同感。麻薬に手を出す様な事はしたくないです。」

ロドク「人の能力をそんなもんと同等の扱いにすんのやめろよ…じゃぁどうすんだ…」

ミッキー「僕がお金で雇って助けを呼ぶ手もあるけどねぇ?」

かてないさかな「それだとアナタ、絶対見返り求めるでしょう。イヤです。」ミッキー「そりゃ残念。」

ロドク「てか前回の分身といい、お前一体そういうのどこから雇って来るんだよ…」モブすら居ないだろこの世界に

ミッキー「企業秘密だよ!」ロドク「あのなぁ…。」

エルモ「アハァ!ぼくおよでいくるー!!」ロドク「この流れで行くんじゃねぇよ!これ以上遭難者出したくないっての!」

かてないさかな「あ、泳ぐのがダメならシュタイナーさんが飛んで助けに行けばいいのでは?」

シュタイナー「…いや、同じだ。流石の私も疲労は感じている。飛ぶのだって中々に労力を使うしな…」

糊塗霧「ヤキムシにロープを結んで投擲武器の要領で投げるのはどうだ?普通にロープ投げるよりは確実だろう?」

ロドク「それ水に落ちたらまた大騒ぎになる奴だろ…ん?あ、待てよ。それだ!その案採用だ!」

糊塗霧「お?そうか!いやー、私の考えも捨てたもんじゃないな!しかし、先に挙げた問題はどうす…何してんだ?」グルグル

ロドク「…案は採用だ」糊塗霧「聞いたぞ。それで何故私が縛られてるんだ?」ロドク「ただし、飛ぶのはヤキムシじゃねぇ」

糊塗霧「え?」

ロドク「飛ぶのは、お前だぁあああ!!」行け!シワ!  siwaasugutikakuni「マカセロ…」メキメキメキ…ガシッ! ブォンッ!!

糊塗霧「うぉっおぉおおおおおおおおおお!!!?」ゴォオオオ

かてないさかな「おお、いい軌道。間違いなく届きそうですね」死忘「ユキ姉!見えてる!?そのロープを掴んでこっちに…」ブチッ

糊塗霧「えっ」死忘「あ…。」

閃光騨「…きれたね。」激撃激「…きれたな。」

糊塗霧「嘘だろオイいいいオブッ!!」ボチャーン! ザバー…

ロドク「あぁ、コトちゃんが流されていく…」ユキ「コトくーん!!」ガシッ グイ! ザバァ…

糊塗霧「ロープが無ければ即死だった…。すまん、助かったよユキ姉…」

ユキ「うん、良かった。…でもさ」

シュタイナー「…遭難者増えたな…。」ロドク「振り出し所の話じゃない。さて、どないしよ」

閃光騨「ぼくがだれかよぶとか。」

かてないさかな「おや?アナタの能力は疲れてても問題ないんですか?」

閃光騨「んー…たぶん?べつにだいじょうぶそうかなーて」

ロドク「んじゃまぁ、頼もうか。行け!助けるんだ!!」閃光騨「はーい!

ボワンッ

糊塗霧「…壊れた糊塗霧が何故私の元に現れたんだ。」

ユキ「えっと…。せんちゃん?」

ロドク「…お前の能力、“助けられる者を喚ぶ”だよな?アレどうするんだよ!?」

閃光騨「あっれー…。」かてないさかな「失敗みたいですね。やはり疲労があると能力は正常には発動しない、と…」

死忘「もう他誰もどうにかなる能力持ってないし…ど、どうしよう!?ユキ姉このままずっとあそこで…」

ロドク「くー、こうなったら一か八か、海を消して見るしか…」ユキ「あ!」ロドク「え、なんだよ?」

ユキ「そう言えば私の能力水操れたわ。普通に帰るねー」バシャァー!! 死忘「海割れた!?」かてないさかな「リアルモーゼ!!」

ロドク「うぉい!!俺らの苦労!!」

糊塗霧「そして私の糊塗霧は飛行機能があったな…壊れてるが動くか…あぁ、動いた。って事で私も戻るぞ」バシュー

死忘「ええええええー!?」かてないさかな「結局自力で皆何とかなったじゃないですか…。」

糊塗霧「グワー!」バチバチバチ! ドガーン! ロドク「途中でなんか爆発したけどな。」やっぱ壊れてたらあかんか

ミルラ「え、よ、良かったね皆!」ロドク「さすがのミルラちゃんでも状況に戸惑ってる!!素直に喜べねーもんなコレ!」

ユキ「いやー、何とかなってよかったぁ。」

糊塗霧「とりあえず、これで今回の話のネタは終わりだな、どうするんだロドク」プスプス

ロドク「やめろ、そういう取れ高どうのみたいなメタ発言やめろ。いや。実際マジでどうすんだいっそ謝罪しろお前ら!」

糊塗霧「反省してまーす」ロドク「殴りてぇ」ユキ「あなたには分からんでしょうね!」ロドク「本当に殴るぞ」

死忘「心配したよ本当…大丈夫?ユキ姉」

ユキ「大丈夫、いやホントごめんね?」

ロドク「おら、コトちゃんも謝れって」

糊塗霧「反省はしている、後悔はしていない」かてないさかな「糊塗霧さんはキツめにお仕置きですねコレは」

糊塗霧「冗談だ!すまなかった!!」ロドク「てかさかなの方が立場上なのか?」

糊塗霧「いや、アイツのお仕置きは要するにユキ姉に色々吹き込む事だから割と真面目にヤバイんだ」ロドク「陰湿!」

ユキ「てかコトちゃんは悪くなくない?投げられただけだし」糊塗霧「ハッ!」ロドク「まぁそれはさておき!」糊塗霧「置くな!」

ロドク「海は片付けるぞ!当分使わないだろうしな。まぁ必要な時にはまた出すよ。はい、終わり」

シュタイナー「一瞬だな…。」ロドク「能力ですんで。さて、この後どうする?」

ユキ「とりあえずお風呂でしょ。ベタベタだもん、潮で。」死忘「だねー。てかお風呂あったっけウチ」

かてないさかな「…アナタ風呂に普段入らないんじゃないでしょうね…?」だから黒いのか

死忘「そんな事ねーし!!ただ、最近はちょくちょくミルラちゃんの家に行くからだし!」

ロドク「!?…何時の間に…。」ユキ「私達は結構行くよ?」ミルラ「折角すぐ会えるから使おーって言われてつい…」

ロドク「何か知らぬ内に交流深まってて悔しい。ちくしょう。」かてないさかな「それはそうとロドクさん」ロドク「あん?」

かてないさかな「これからすぐ家に帰って風呂となるとこの大人数になるでしょう?もういっそ風呂リフォームしちゃいませんか?」

ロドク「リフォームとな。広くすんの?」かてないさかな「いっそ男湯と女湯分けましょうよ」

ロドク「あー…なるほどねぇ。まぁ、その方が気が楽だよな」俺ら女苦手だしな。

ユキ「マジでか!?」死忘「女の方が少ないのにこの優遇は嬉しい!」

ロドク「話聞いてた?寧ろ隔離なんすけど」ユキ「なんでもいいからすぐ帰るぞ!作れ!」ロドク「お、おう…」

激撃激「おぉー!これは、エロイベントのよかん、ってヤツー!?」ユキ「覗いたら殺すだけじゃ済まさん」激撃激「ヒィッ!?」ビクッ

糊塗霧「所で私の糊塗霧の修理もしてくれないか…」ロドク「それはもうお前の能力で直してろよ」流石に俺の仕事多すぎ

ミッキー「いいから、やる事決まったならすぐ帰ろうよ。グズグズしてないでさぁ」

ロドク「だな。エルモとか既に帰ったみたいだしな」シュタイナー「!?本当だ!居ないぞ!?」ミッキー「相変わらず自由だな…」









ユキ「もう出来たー?」ロドク「えぇ勿論。銭湯風にしてみたけども。」

シュタイナー「…ドッボドッボ水の音がするな。かなりの湯量なのか?」ロドク「滝とかあるしな」激撃激「マジか!!」

ロドク「水道代が存在しない精神世界だからこそ出来た暴走。って事で行きますか。」

ユキ「とうぜーん!」死忘「早くいこ!ミルラちゃん!」ミルラ「あ、うん」

ロドク「ナチュラルに混ざるな。」糊塗霧「…つい忘れるがミルラは男だぞ」

死忘「そうだった!!」ユキ「…もういっそ女湯でもよくね?」ミルラ「えぇええ!?」

かてないさかな「やめなさい痴女共。」困ってるでしょ

閃光騨「ぼくいちばんねー!」タタタッ 激撃激「ぉお!?まけねーぞー!!」タタタッ

ロドク「走んなクソガキ!てか俺が一番だよ俺が作ったんだから!待てコラー!!」タタタッ

かてないさかな「そんなの誰からでもいいでしょ…。」ハァー… 皆騒がしそうなんで私は後でいいです。

ガァンッ! ギャー!

ミッキー「よーし!上手くトラップで足止め出来たみたいだ!僕が一番さ!ハハッ!」スタスタ

エルモ「アハァー!負けないー!」トトトト

シュタイナー「ふん、一番手は譲ってやる。が、何度も続くと思うなよ?フハッ!フッハッハッハッハッ!!」スタスタ

ヤキムシ「…」カサカサカサ

かてないさかな「…。」

糊塗霧「って事でお前がビリらしな。じゃ、私も行くとするかな」ガシッ

かてないさかな「ビリは流石に譲りますよ!!」ブンッ!ビターン!! タタタッ!

糊塗霧「なっ!貴様!!何をする!!」おのれ! ドシーンドシーン

ユキ「男子は何やってるんだか…。」死忘「てか、水怖がってた奴らも皆行ったね…」風呂はいいんかい。





カポーン!

糊塗霧「いやこれ銭湯じゃないだろもう。」ロドク「ローマ風目指してみた。」かてないさかな「銭湯じゃないです。」

激撃激「ひっれぇえー!!」閃光騨「わー!」

ロドク「走るなっつの!転ぶぞバカ!」ミルラ「もー…お風呂で遊んじゃダメだよ?ほら、まず身体洗って…」

ロドク「…」ジー ミルラ「えっ、な、何…?」

ロドク「脱いでもエロいなお前」結構イイカラダしてんじゃん ミルラ「は!?」

ロドク「細っこいのに付く所には付いてて、マジで女みたいだな。胸はないにしても他はそれなりに…」モニモニ

ミルラ「ちょっ、やめてよー!何でお尻揉むの!?」

ロドク「前じゃねーだけマシだろがよ。オーラオラオラー」ミルラ「もー!イヤだってばー!やめて!!」

糊塗霧「…何を楽しんでるんだか。」激撃激「ぜんっぜんわっかんねーな!」

ロドク「ハッ、狭い世界の奴らだなお前らは!世の中にはこういうのが好みの人種だって居るんだぞ!よく覚えとけ!」

激撃激「え、きもちわりー…」ひくわ

ロドク「馬鹿者!!生産性が無いなんて言う奴も居るがなぁ!だからこそ純愛なんだ!かつ、耽美でもある!安易に見下す発現をするな!」

糊塗霧「いや、幾ら何でも美化しすぎ、正当化するもんでもなかろうよ…。」それも子供相手に ロドク「何をー!?」

シュタイナー「…見苦しいぞ、神に見捨てられた者よ」ロドク「誰がだこの野郎!寧ろこっちから見限ってやんよ神なんか!」


「おいちょっと!!訳分かんない馬鹿話こっちまで聞こえてんよ!?やめてよね!」

「てか一部寧ろこっちがやるべき会話に聞こえたんだけど…」


ロドク「お前らのどこにもそんな魅力的な部位ねーだろ。やれるもんならやってみろよ」

「今すぐそっちに殴り込んでやろうかゴルァアアアア!!」

「いっそこの壁ぶち抜くぞ!?おぉん!!?」

ミッキー「勘弁してくれよ。風呂を楽しんでる無関係な僕らだっているんだからさ。」

エルモ「アハァ!アッハッハァー!」ザバババババ

シュタイナー「コラ、エルモ。風呂は泳ぐものじゃないぞ。」エルモ「アハァ?」バッシャー! 

シュタイナー「かと言って水を武器にする物でもないんだ。」目を執拗に狙うのやめろ。

ロドク「しゃぁねぇ。ミルラの尻は堪能したし、大人しくしつつ俺も湯船へフライアゥェイと行くか。」

糊塗霧「普通に言えよ。後その単語使い方として正しいのか?…ん?」

siwasugutikakuni「…。」ヤキムシ「…。」チャプッ

糊塗霧「お前らも居たのか…。そもそもヤキムシ入れるんだな風呂に…」

ロドク「てかお前ら身体洗ったかよ?先洗ってから入るもんだぞ一応」siwasugutikakuni「…マダ」ヤキムシ「…。」ロドク「オイ」

糊塗霧「…まぁともかく、これで尚更無茶は出来まいよ。」ロドク「だな。」シワキレそうだし、ヤキムシ水やべーしな。

ロドク「言うて寧ろ俺もキレそうだけどな」ちゃんと身体洗えよ 糊塗霧「まぁまぁー…大人しいだけいいだろう。」

ロドク「…まぁいいけどさ。大した意味ねーし。俺はさっさと洗うぞ。えーっと…石鹸石鹸。お、あった。…。」ガシッ

ロドク「オラァッ!」ブンッ! スコーン!! siwasugutikakuni「ッ!?」ズキズキ

ロドク「あー、やっべぇー(棒読み)」糊塗霧「何してんだお前」

ロドク「見ての通りだよ?え?説明すべきコレ?持ってた石鹸が手が滑ってシワの後頭部に飛んでった、ただそれだけだよ?」

糊塗霧「完全に振りかぶった様に見えたぞ!?」ロドク「やっちゃいけないと思うとついやる事ってあるよね?」糊塗霧「ねぇよ!」

siwasugutikakuni「…。」ビキビキッ


閃光騨「! ゲキー。むこういってよ?まきこまれるし。」

激撃激「え?ぎゃくにおもしろそうじゃね?」閃光騨「いや、あぶないし…。あ、エルモもいこ!」エルモ「アハァ?」


ロドク「ヘイヘイピッチャー!!ビビってるぅー!!?」糊塗霧「どちらかと言えばFWとかだろ」ロドク「野球ですらないのかあwwお!」

siwasugutikakuni「」ブチッ

siwaasugutikakuni「…シネェ!!!」ザンッ!! 糊塗霧「うぉおお!!?」バッ

ロドク「すっげえ、大理石的な床がスッパリと!な、なぜこんな事になってしまったんだぁー!」糊塗霧「白々しいな!!」お前だよ!

ロドク「まぁ床は即直すさ!んで、第二波いきまぁす!!」ブンッ! スコーン!!

siwasugutikakuni「ガァッ!?」

糊塗霧「これ以上事態を悪化させるんじゃない!!石鹸を投げるな!!」

siwasugutikakuni「ゼンイン…コロス!!!」シャリィンッ!! ズババババババッ!!!

シュタイナー「うぉおお!!?湯船が!湯船が!!」

ミッキー「おいちょっと表出ろお前ら!!そして帰ってくるな!!」

ロドク「ハーハハハハ!!何を言われようとも続くよ石鹸バッズゥーカ!!」ブンッ!スコーン!

シュタイナー「んがぁっ!!キッサマァアアア!!」シャリィンッ!

ミッキー「君は君で何で風呂場に剣持ち込んでんだこのバカ!!」

シュタイナー「はぁっぁぁぁあ!!」ブンッ! siwasugutikakuni「テキ…!?」ブンッ


カキィンッ!! 


siwasugutikakuni「ヌグググ…!」シュタイナー「ほう…やるな、人間…人間?」

シュタイナー「だが!!何時まで持つかな…!?うぉおおお!」

siwasugutikakuni「コロス…!!」ギリギリギリ

ロドク「まさかの異種格闘技始まるwwww」糊塗霧「笑ってる場合かお前!?」

ザクッ!

シュタイナー「くっ…ぐあぁぁあー!!」ドサッ

糊塗霧「って負けてるじゃないか!」ロドク「まぁ能力的にねぇ。」常に先手打てちゃうからね。仕方ないね。

ミッキー「カッコつけておいてだせぇwwwてか、やめてよね、風呂で刃傷沙汰なんて。」

siwasugutikakuni「ツギハオマエラダ…」シャリンッ

ロドク「あ、やべぇ。逃げねーと殺されrグワァー!」糊塗霧「言ってるそばから!!そうなるの分かってただろ!?何故こんな…」

ロドク「最初から言ってる通り…意味なんかない、ついなんだ…グフッ」ガクッ

糊塗霧「死にはしないが気絶はするのか…。まぁ、これでやっと平和に…」

ミッキー「そうはいかないんだよねぇ。この湯船見てよ」ザバー…

糊塗霧「あ。」ミッキー「これ、ロドクが起きないと直らないよ。風呂に入れないじゃないか…」

シュタイナー「一先ずはそっちで凌ぐしか無いか…。」糊塗霧「銭湯に来といてシャワーってのも味気ないもんだな…」

ミッキー「ん?あ、それだ。これでロドク起こせばいいよ。えい」ズボッ ザババババ

ロドク「オゴボボボボボ…ゲフッ!な、なんだ?!何をしやがる!!」

ミッキー「シャワーヘッドを口に突っ込んで噴射」ロドク「死ぬだろ!?何故こんな事をs」

糊塗霧「湯船直せ」ロドク「…あぁ。すいません」

siwaasugutikakuni「…フゥ」

糊塗霧「とりあえずシワは落ち着いたから良かったがな…結局お前は何がしたかったんだ」

ロドク「…ちょっと前にお前が言った言葉だよ。メターい奴。創作で言えば、アレ。ネタ切れって奴。だから事件を起こそうとね…」

糊塗霧「…そう言われると分からんでもないが、迷惑を掛けてまでするな。」事実は小説より奇なりだし、必要無いだろ

ロドク「すまねぇ…!すまねぇ…!!」ギリッ

糊塗霧「そう言いつつ握ってる石鹸は何のつもりだ。」どうする気だ。

ロドク「こうする感じ!!」ブゥンッ!! スコーンッ!! 糊塗霧「のゔぁぁぁ!?お前ふざけんなオイ!!」

ミッキー「…いい加減僕らも怒るよ?ここに居る全員敵に回してただで済むと思ってんのか?」

ロドク「すいません」ドゲザッ 糊塗霧「と言っても、間違いなくお前は能力あるから全員敵に回しても平気そうだがな…」

シュタイナー「これ以上居るとこいつが何かやらかしかねないな。火種が飛ぶ前に風呂から出るか…」

ロドク「ハイィッ!!」ドゴォオオンッ!!

糊塗霧「ほーらもう早速やってる!何で壁を破壊したお前!!?」

ユキ「キャーー!!えっちー!!」死忘「なっ、なにしてんの!!?ちょ、さかなにも見られ…あれ、居ねぇ」



かてないさかな「フー…。おや?アナタも出て来たんですか?」

ミッキー「ま、もう面倒くさいなーと思ってね。僕は帰るよ。」

かてないさかな「他の方は?」ミッキー「今まさに面倒臭い状態じゃないかな。ま、じゃあねー」

かてないさかな「えぇ、まぁ。さようなら?」



ユキ「やっていい事と悪い事わかんないなら全員ボコる!!子供以外!!」ガシッ

死忘「何考えてんだ!!」

糊塗霧「いやぶっちゃけ男女分けしたが、元々服着る生物じゃないだろコテ、えっちもクソも無…ギャアアア!!」ドゴォッ

ユキ「魅力無いってか!?胸ねーとエロくないってか!?ぁあ!?」糊塗霧「いや違っ!そもそもロドクが悪いだろ!」

ロドク「エロハプニングあってこその入浴シーンだrグッファッ!」ガスッ!!

死忘「しょうもない事でむちゃくちゃすんなー!!」ガシッ!

激撃激「え!?まてまて!オレこども!!てかせんちゃんとかは!?」死忘「せんちゃんとかミルラちゃんはいいの!!」

激撃激「えぇっ!?」ユキ「当然シワくんだっていいの!!」

ロドク「露骨すぎる差別に俺はもう何も言えない!」シュタイナー「さり気なく逃げた奴らは利口だったな…」

死忘「ごっちゃごちゃうるさあああい!!オラァアー!!!」ドゴォッ

「ぎゃぁあああああー!!!」

ミルラ「…僕らも出る?」エルモ「アハァ。そだねー」閃光騨「さわらぬかみに……たたりなし?」

ヤキムシ「…(静かに入って居たかったな…。)」

シュゥウウウ…。

糊塗霧「…これもう使えないよな。どうするんだ」ロドク「これ直す余力もうねぇよ」ぐったり

シュタイナー「おのれロドク…何故私がこんな目に…」ぐったり ロドク「一番被害大きかったな」何故か。

糊塗霧「見た目が人型だし一番おっさんに見えるからじゃないか…」

ヒョコッ

ヤキムシ「…。」

ロドク「あれ!?ヤキムシまだ居たのか!隠れてたのか?」てかもう使えんぞ風呂

ボウッ

『意地でも今日中に直せ』

ロドク「…お前風呂好きなの?」


つづく


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